チョン・ウソン ベネチア映画祭会見談話

チョン・ウソン 新作「剣雨江湖」と共にベネチア映画祭へ参加しました。 ※9/22宇宙一ブログ記事参照ください。

チョン・ウソンの会見談話を含む記事が1つありました。
哀しいかな...イタリア語。しかーしこれは読まないわけにはいきません!!

というわけで日本語訳掲載します。
既出の中国語会見記事とはちょっと違うように感じます。イタリアプレス向けかもしれません。


レッドカーペッツにて

●翻訳は、各翻訳・辞書サイトによるものです。内容解釈ミスの翻訳があればご容赦ください。





■イタリアサイト filmup 『剣雨江湖』 監督・キャストとのインタビュー
http://filmup.leonardo.it/speciale/jianyujianghu/int01.htm

04 Settembre 2010 - Conferenza
"Reign of Assassins"
Intervista ai registi e al cast.
di Monica Cabras

Presentano a Venezia il film: T.Chang, S.Yue, P.Wu, S=Su Chao-Pin, J=J.Woo, M=M.Yeoh, A.Woo, W=J.Woo-Sung


中国へ戻ることに?
J:私は16年ハリウッドで生きてきて学んできたことを全て、アジアへ持ち帰りたいと望んだ。
だからフィルム製作ををこの様な方法で新しいディレクター達と試みることは重要でした。
これが私にこのプロジェクトを受け入れさせた1つの理由です。

このフィルムをディレクトする上での役割は?
J:これはスー・チャオピンににより特別な脚本が書かれ、監督されたものです。
すでに述べましたが、その他に作製途中では(会見の中で?)
冒険活劇でありラヴストーリーでもある映画を、多くの哲学的思考を扱いながら
フィルム全体を通して観客に「映し出す」能力を備えなければいけない。

ミシェル・ヨーによって演じられるPioggia Fine(役名:霧雨のこと?)により生まれるものは?
J:私たちがフィルムを見て、活劇について考えたとき「ヒロインの役割の重要な欠落」に気がつきました。
違ったタイプの女性ヒロインを作ろうと考えました。
ミシェルが演じたキャラクターは美しいという事と同じ位、とても強くもあります。
でも優しい面もあり、常に仲間を楽しませようとします。これまでの彼女のように。

S:脚本を書くとき、まず男性の主人公を考え、一般的な映画全般と同じく女性キャラクターはいつも2番手でした。
しかしミシェル・ヨーが我々と仕事をすると聞いたとき、私はストーリーを変更しました。
それから、ミシェルのキャラクターについて詳細に話しました。なぜその様な側面があり、より理解を得るために。

ミシェル・ヨー、韓国俳優とラブシーンを演じることになったこの映画についての感想は?
M:とても特別な(異常な 途方もない)経験でした。当初からジョンとテレンスと共同作業について話しました。
キャラクターのキャストの残りの部分で多くを話し、彼らがどこから生まれ、どんな経歴を持つのか、
チョン・ウソンが特別でした。
そして、彼との撮影は素晴らしく夢のようで、愛の場面は容易で、決して言語に障壁はありませんでした。
私のキャラクターは、楽しく感情に溢れている。
(?貴重な経験となった。キャリアのポイントとなるような、深い感情的な経験をする配役を通して。)
私に許可を与えてくれたジョンに感謝します。

Mr.チョン・ウソン、中国語映画の中で暗誦する状態で、彼女の為に韓国語ではなく中国語、これまでなかったマーシャルアーツ(武侠映画)でしたね?
W:ラブストーリーと解釈していたので何の問題もありませんでした。しかもミシェルの美しさもありました。
またフィルムの残りの部分では、始めのシーンから友人達と仕事をするように感じていました。
このフィルムは私が他の文化と共に仕事をすることを可能にした、面白い経験です。
私は大きな賞賛を持ち、この可能性を与えてくれた方々に感謝します。
戦闘シーンでは、それぞれのシーンがショットの前に詳細な注意を持って何度もテストされ、
(?沈黙のうちに操作され許可が与えられました)

映画の中で彼(←?)のスタイルに何か注目しましたか?
W:(?より詩的になるように提案をしました。古代の再現であるのだから、
私は決して長いトラッキングショットや静止画(still)を課さない方がよいと、少し助言しました。)

中国への帰還の後に、あなたのフィルムはどの様な方向性をとるのでしょうか?
J:私は、東と西にある、よいものをすべて接続するブリッジになりたいと思います。
中国に戻って、私は嬉しい。私の伝統と私の文化を再発見することができます。
(?ハリウッド的テーマを扱う中国生産会社でプロデュースしたいと思います。)
また「a film」が次の私のCプロジェクトで、再び活劇、アメリカでのものです。
これはアジアとUSAとのブリッジのひとつとなる、でしょう。
そして、私のフィルムを撮ろうと思います。これは活劇で誰もやったことのない活劇。
そして非常に強い哲学的ルーツを持ったものです。
Cプロジェクトにはチョン・ウソンが参加を備えています。

若い初心者達にどんな助言を与えますか?
J:私はフィルムを監督するとき、自分は画家であり感じるものを描こうと考えます。
またあるときは、指揮者のように感じます。時には役者が演じるのを楽しんで見るような大衆に加わります。
これが私に多くの喜びを与えるものの1つと言えます。
若い監督たちになんと伝えるべきかわかりませんが、母に言われた事を思い出します。
「映画を撮りたいならやりなさい」これが私を支えた全てでした。
決して夢をあきらめてはいけないと助言したいと思います。